復縁に限らず、一般的に信頼関係の構築には、時間がかかるといわれています。でもそれは本当でしょうか?
先日、桐生選手が10秒を切ったということで話題になりました。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/09/10/kiji/20170910s00056000081000c.html
日本人が10秒を切ることができるなんて、私は信じられませんでした。日本人では、無理なんじゃないかと思っていました。
素直に凄いと思います。
しかし、ただ、凄いねと言うことを書くために記事を書いたわけではありません。
そこには紆余曲折があり、さらには、復縁にヒントになるエピソートも含まれていたために取り上げました。
この記事から、いろいろなことが読み取れます。
なぜ、10秒を切ることができたのか?
表面的に読めば、「選手とコーチの信頼関係が構築され、お互いにベストパフォーマンスを出した結果、10秒を切ることができた」
と読み取れます。ですが、このようにも読み取れるのではないでしょうか?
それは、「コーチに自信がなかったから信頼関係の構築に時間がかかった」ということです。
コーチは科学者、研究者としての側面があったので、桐生選手の聞きたい言葉を言うことができませんでした。
ですが、それでもコーチがすぐに、「私が、9秒台を出させる!」
と言っていれば、もっとスピーディに信頼関係が深まったかもしれません。
もちろん、その言葉通り「9秒台を出させなければ」信頼関係は壊れてしまったかもしれません。
しかし、信頼をすぐに得るということだけで言えば、「私が、9秒台を出させる!」
ということをいった方が良かったでしょう。
信頼関係構築をショートカットするには?
復縁の話に戻ると、
「復縁に対して自信がない」
「自分に対して自信がない」
と発言する人が案外多くいらっしゃいます。
人それぞれ、自信が持てない何らかの理由があるので、「自信を持ちなさい!」とは強制できませんが、自分に自信を持てた方が、信頼関係構築の時間をショートカットできると言うことだけは確かです。
そして、もちろん言葉だけでは駄目です。
もし、「私が、9秒台を出させる!」
といったら、何が何でもそれを実行しなければいけません。
その為に全力を尽くさなければいけません。
全力を尽くして、結果を出すこと。
もし、仮にそれが難しそうなら、それに近い結果を出させてあげると言うこと。
その覚悟が求められます。
そう言う行動と取り組みが、相手との信頼関係を深める行動になります。
信頼関係の手前の話
しかし、「全力を尽くして、結果を出すこと。もし、仮にそれが難しそうなら、それに近い結果を出させてあげると言うこと。」
このチャンスを手に入れるにはどうしたら良いか?
という部分が、気になる人もいると思います。
あなたの状況では、「もう一度、会うチャンスを獲得し、それを見てもらう。」
ということを求めているかもしれません。
そうした時に、あなたに何ができるか?
という話をします。
それは、「全力を尽くして、結果を出すこと。もし、仮にそれが難しそうなら、それに近い結果を出させてあげると言うこと。」
です。「え?それって、さっきも書いてましたよね?」
と思われましたか?主語が違います。
すなわち、あなたが、自分自身に対して、”全力を尽くして、結果を出すこと。もし、仮にそれが難しそうなら、それに近い結果を出させてあげる”のです。
例えば・・・
・資格試験に合格する。
・設定した自分磨きを期間内に全力を出す。
・仕事のノルマを期限内にクリアーする。
というように、自分自身に対して、結果を出すことに意識を向けるのです。
そうして、自分をもう一人の自分が叱咤激励し、結果を出すことで、あなたの知らないうちに自信が培われていきます。
自信とは、「自分を信じる」こと。
文字通りの話ですが、自信とは”自分を信じる”と書きます。
そして、自分を信じることができる人を、人間は、信用できる人間だと思うのです。
最初の話に戻りますが、コーチが科学者として、コーチとして、もっと実績があって、自信があったら、もっと早く、桐生選手から信頼関係を獲得できていたかもしれません。
もっと早いタイミングで9秒台が出ていたかもしれません。
もちろん、人間関係にたらればを持ち込むのは野暮な話ではありますが、他の人を見て、”これが大切だ。”と重要性を認識することはとても有意義です。
復縁にフォーカスすると、必ずしも、自分に有利ではない部分にどうしても目が向かいがちです。
そうすると、自信が下がってしまいやすいです。
ですが、あなたが自分自身を信じることできれば、ちょっとやそっとのことで、自信がごっそり失われることはありません。
あなたがもし、彼との信頼関係の構築をスピーディに進めたいのであれば、「自分に対して自信を持つこと」
これが信頼関係の構築で時間をショートカットするポイントになります。
そのヒントは上にも書きました。
正反対の性質同士でうまくやる方法。
このコーチは理論派で、桐生選手は天才肌(感覚的)ということで、相性が正反対だったと言うことです。
だからこそ、すれ違いなどもあったのかもしれません。
復縁や恋愛においても、自分と正反対の彼を好きになると言うことは良くあることだと思います。
最初は、正反対な部分が刺激になったが、だんだんそれが目についてしまった・・・とこのような場合も多いです。
こうしたときには、どういう風に考えれば良いのか?
というと、「彼は、私に成長の機会を提供してくれている。」
という風に考えてください。
例えば、ついつい人を甘やかしてしまう人・優しい人は、自分にストイックな異性にあこがれたり好きになるということもあるでしょう。
ですが、自分にストイックな人は、他人に対してのストイックだったりします。
そこで、彼に対して反発するのではなく、最初にどういう部分が好きになったかを考えるわけです。
「私は、彼のストイックな部分が好きになったのだ・・・」と。
このように考えれば、自分とは違う個性だったと言うことを思い出せば、「彼を変えてやろう」とか、「自分が正しくて、彼が間違っている」という思考は出てこなくなります。
他にも、「彼は、理屈っぽすぎる」と思っているような場合だったら、
「彼の緻密な部分、慎重な部分に信頼を寄せていたのだ」
というように思い出すのです。
こうして、反対の部分が惹かれると言うことは、あなたにもそうした面を取り入れることが、人生のプラスになると直感的に感じ取っているから、好きになったと言うことも多いのです。
そうして、彼の好ましい部分をどんどん取り入れて、あなたの魅力として、取り込んでいくことを目指していきましょう。
このように、彼の好ましい部分を吸収していけば、彼から、自分と同じにおいがする人と思われ、彼の側から、近づいてくれるようになります。
~まとめ~
今回は、先日、桐生選手が10秒を切ったというニュースから、人間関係、復縁のヒントを抽出し記事としてまとめました。
紆余曲折があった末に、うまくいった人間関係から学べることは多いです。
是非、テレビや雑誌などちょっとした部分でも、「紆余曲折があった末に、うまくいった人間関係」
について、考察して、復縁のヒントにしていけるように、アンテナを常にたてておきましょう。
こうした積み重ねで、尊敬できる人物、第3者になってくれる友人を見つけることができますし、彼との会話で、楽しい会話、興味深い会話から、知性の深さを感じさせ、虜にできる可能性を高めていけるようになります。