復縁のお手伝いをしていると、自分自身と向き合わずに復縁相談をされる方も多いです。
言い換えると、自分の復縁したい理由をわからないままにとりあえず、復縁活動をはじめてしまうケースが多いと言うことです。
復縁活動を進めていく中で、自分の復縁したい理由に気づきそこでモチベーションを高めていき、復縁できるケースもあれば、復縁難易度が高い理由をもったままに、一向にうまくいかないケースというのも存在します。
そこで、今回、「あなたの復縁したい理由別の復縁難易度」について考えていきたいと思います。
では、はじめに全ての人に共通する復縁したい理由の答えとそれに関する注意点から見ていきたいと思います。
全員に共通する理由
復縁希望の方全てに言える、復縁したい動機それは「復縁したいから復縁したい」といった言葉では言い表せない感情です。しかし、この理由だけで、突っ走るのは、危険です。その理由について説明します。
別れた直後は脳の回路がおかしくなってしまうから
別れたあとの失恋状態になると、振られた人は薬物中毒状態の脳と似た状態に陥るという仮説と研究結果が一致したそうです。
要するに、振られてしまうと、自分が否定された感情に陥ってしまい、冷静さを取り戻すまでに時間がかかってしまうのです。
冷静でないときにどういう風に考えてしまうかというと･･･
・「好きなのになぜわかってくれないの！？こんなにも愛しているのにどうして･･･」という被害妄想
・食べ物がのども通らない食欲減退
・何をしても楽しくない、やる気が出ない無気力状態。
などなど肉体的にも、精神的にも健康ではなくなってしまいやすいのです。
だから、脳が、「そういう状態を早く正常に戻したい！だから復縁したい！」
とサインを送ってしまうのです。
そのため、振られてから１～2ヶ月は、「復縁をしたい！」という声には従わずに、自分のライフスタイルを見直してみてください。そのあとで、それでも「復縁をしたい」と思うなら、復縁活動を進めていきましょう。
あなたが１～2ヶ月自分自身のライフスタイルを作り直したあとで、「なぜ復縁したいのか」を考えてみてください。では、そうした時に出てくる理由別の復縁難易度について見ていきたいと思います。★の数が大きいほど、復縁難易度が高いです。
復縁難易度：★★★★★（星５）
相手に負けを認めさせたい、屈服欲求、支配欲求
・「相手に対して別れたことは間違っていたと認めさせたい」
・「あなたとの別れを選んだ事を後悔させ、あなたを振った事自体が間違っていた事を認めさせたい」
・「振った相手を後悔させたい」
という場合です。この場合には、復縁ではなく、「復縁を利用した復讐」です。
こういう復縁は難易度が非常に高いですし、復縁できても、誰も幸せにならないので、お勧めしません。
この理由に気づいてしまったら、復縁を卒業し、他の異性を見た方があなたと彼のためです。
復縁難易度：★★★（星３）
「復縁がラクだから」という自己保身。たとえば・・・
・あなたの年齢があまり若くない。
・あなた自身の恋愛経験が少なかった。
・付き合っている期間が長かった。
・付き合っている時に結婚まで考えていた。
などの場合です。確かに同じ相手と復縁できれば、新しい異性を探す手間も省けますし結婚を考える可能性を考える必要が無くラクです。
新たな恋愛経験を積み上げる必要もありません。
ですが、この場合の復縁活動は時間がかかりやすいケースです。
なぜなら、彼氏（彼女）がいた自分に執着しているからです。
彼のためではなく、自分自身の保身による場合には、そういう気持ちが見透かされてしまい相手から警戒されやすいです。また自分にフォーカスしているため、感情コントロールに時間がかかる場合もあります。
また、自己保身が理由の場合には、他人を変えようとする性格の方が多く、自分磨きや自己改革がなかなか進まない傾向があります。ですので、相手が変わることに期待するのではなく、自分が変わるという姿勢をあなたが持つことが課題になります。
もし、自己保身の理由だけであれば、他の異性を見ることも視野に入れた方が良いでしょう。そして、「本当に彼（彼女）でなければダメなのか？」を今一度自問自答された方が良いでしょう。
復縁難易度：★★★（星３）
地位や名誉、承認欲求を満たしたいから。
復縁することによって、復職したり、地位や名声を取り戻すために復縁を目指す場合です。
こうした理由で復縁を望むこともあるでしょう。
自分の利益のための復縁という意味では、計算高い性格の方が多いので、感情が暴走しにくい部分が強みです。ただ、この理由の方は相手目線や与えることが苦手な傾向があるので、あなたがどれだけ、彼を考え、与える気持ちを持つことができるか？この部分が課題になってくると言えるでしょう。
復縁難易度：★（星１）
母性本能・好意・愛情による理由
・「そばにいてあげたい、相手が心配」という感情
・「支えたい、支えられるのは自分しかいない」という感情
・彼が好きすぎて、「自分にしかできないことがあるはず」という思い。
・「何をして過ごしているのだろうか？」と心配すぎるあまり、「やっぱり彼には私が必要ではないか」と考えてしまう。
・「これからも彼を尽くしていきたい、どんなときも彼の支えになっていきたい」という強い気持ち
から来る理由です。自然な感情としての復縁の理由なので、問題ないでしょう。
ただ、思い込みから突っ走ってしまう場合があるので、その点に注意した方が良いです。
純粋な反省
ケンカ別れをしてしまったが、別れることは望んでいなかった場合や、マンネリしてしまって、別れてしまった場合などが該当すると思います。
・「あとから、冷静に考えて、別れるべきじゃなかった」と思い直す場合。
・「やっぱりその人と相性がベストだった」という後悔。
・「別れてひとりになってみて彼の存在の大きさに気づき、やはり、彼以外に考えられない」という考えの結果復縁を望む場合。
・「こんなに相性のいい人はいなかった。きっと彼は運命の人だったのではないか」と感じる場合。
こういう場合には、復縁を目指して良い理由といえるでしょう。
彼のいた日常の素晴らしさに気づいた
当たり前の日常の素晴らしさが無くなったことに心にぽっかりと穴が開いてしまった場合です。
・当たり前だった、何気ないやりとり。
・彼が右側にいることが当たり前だった。
・二つジュースを買うのが当たり前だった。
などなどそうした当たり前が無くなってしまい、相手の存在の大きさに気づいたことによる動機です。このような場合、あなたも彼の事を本当に心から愛していた、そして、それに対して悔いている状態なので、復縁を目指してもいい理由だと思います。
～まとめ～
今回、あなたの復縁をしたい理由についてみてきました。
純粋な元彼な気持ち～物理的欲求、社会的地位など様々です。
ですが、復縁したい理由は、１つとは限りません。あなたの状況の変化や行動、時間の経過など様々な理由から、あなたの復縁したい理由は変わってきます。そのため、定期的に自分自身と向き合い「復縁したい理由」について考えることが大切です。
あなたの「復縁したい理由」が変われば、復縁難易度が下がったり、復縁可能性が上がる場合もあります。自分自身を見つめ直した上で、ベストな選択をするために今回の記事を役立ててください。
