地震や災害があると「大丈夫かな?」と心配で連絡をとりたいと感じるかもしれません。
もしかしたら、相手から「心配してくれるなんて、ありがとう」という言葉が返ってくることを無意識に期待しているのかもしれませんが、現実としては「なんでヒステリックになってるの!?」と引かれてしまいます。
それくらい、心配という感情が「過剰」であり、極端な行動になってしまっている可能性があるということです。
相手を心配する気持ちは大切ですが、何でもかんでも心配しているのは、異常な状態です。
災害があっても一過性のものであれば、心配であっても連絡をとり安否確認をするという必要性はありません。(別居のご夫婦で相手方に小さいお子さんがいる場合なら話は別)
自分の中で「薄情者かも?」と思うくらいのバランスが丁度良いです。
一過性のものであれば、相手もあなたから心配メールが無いことで「心配メール1つもくれないなんて、なんて薄情なやつなんだ!」なんて思いません。
地震というのは、一時的に感情がざわつき、振り回されそうになるものですが、そういう時こそ、落ち着いて行動できるようにしましょう。
地震の時に心配メールを送る基準、それは、「特番が組まれるかどうか」です。
一時的に大きな地震がありました、とか地震速報があるのを報じるレベルではありません。
ニュース番組や緊急特番で、その特定の地震が特集して報じられる状態の場合、心配メールを送っても大丈夫です。
送るタイミングは、ニュースの特番がまだ報じられている時です。
例えば、朝は特集が組まれて報道されていたが、夕方になったら、通常に戻っている(報じられ方のトーンが下がっている)。
こういった時は、朝が送るべきタイミングです。夕方以降は送ってはいけません。
送る際のメッセージについては、心配MAXの内容ではなく、「大きい地震あったみたいだけど、大丈夫!?」くらいの軽いあっさりした感じにしましょう。
大きい地震があった場合、エリアが複数にわたる場合があると思います。
例えば、関西地方で地震があった場合、一番大きいのが大阪で次が京都や奈良といった周辺の地域といったような。
この場合、相手が地震の一番大きいエリアに住んでいる場合のみ送るようにしましょう。(上記の例の場合は、大阪)
地震というのは、突発的に起こりますので、ついついパニック的に連絡をとってしまいがちですが、心配メッセージはうまくいきそうで、うまくいかないことが多いので送る基準は間違わないようにしたいですね。